【練馬】インプラント治療前に個室や営業時間を確認！インプラント周囲炎の概要・感染の原因

インプラント周囲炎とは

インプラントを埋め込んだ周囲組織で発生する炎症のことです。周囲で発生した炎症が、徐々にインプラントを支える骨にまで広がってしまい、放っておくとインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。

インプラント周囲炎の症状

インプラント周囲炎の症状は、症状別に2段階に分けられます。軽度の炎症が起こっている段階では、歯ぐきの腫れや出血が主な症状です。また、歯肉が減っていく退縮も起こります。
周囲炎が進行してしまうと、歯周ポケットから膿が出るようになります。歯周ポケットは徐々に深くなっていき、汚れや膿が溜まりやすい状況になるのです。歯周ポケットが深くなると歯磨きでは内部の汚れを除去できなくなり、歯科医院でのクリーニングが必要になります。インプラントが固定されず、最終的には抜け落ちてしまうこともある恐ろしい症状なのです。

インプラント周囲炎の影響

インプラント周囲炎を放置しておくと、当該インプラントだけでなく、他の健康な歯にも炎症が広がってしまいます。周囲炎の原因は歯周病菌です。この歯周病菌が増殖することで、歯周病になる可能性があります。口腔内の健康を保つためにも、インプラント周囲炎は予防・早期治療が必要です。

インプラント周囲炎の予防方法

インプラント周囲炎を予防するためには、しっかりとしたセルフケアが重要です。正しいブラッシングを行い、口腔内を健康に保ちましょう。さらに、衛生管理をしっかりと行っている歯科医院で、定期的にメンテナンスを受けることも重要です。セルフケアだけでは、どうしても落とし切れない汚れが蓄積するためです。

ケア不足

まず考えられる原因として、日頃のケアやメンテナンスを怠っていることが挙げられます。術後の患部は非常にデリケートであり、ケア方法を誤ると細菌感染が発生しやすくなります。例えば、患部を触ってしまうと、そこから細菌が入る可能性があります。また、歯磨きの方法にも注意しなければなりません。

健康状態の悪化

患者様の健康状態の悪化によっても、トラブルが発生しやすくなります。リスクを高める主な原因としては、糖尿病、たばこの吸い過ぎ、貧血などが挙げられます。例えば、糖尿病は傷口の癒合や骨の結合に悪影響を及ぼす場合があります。また、たばこには、血管を収縮させて血流を滞らせてしまうニコチン、一酸化炭素などが含まれています。これらは、感染症を発生させる要因となるのです。

歯科医院における対策不足

感染症の発生には、歯科医院の衛生管理体制も関係しています。空気中に多量のホコリがあるだけでも、感染の原因になりかねません。また、設備や備品の滅菌・殺菌体制も、感染防止には重要な要素だといえます。しっかりと衛生管理された診療室での治療が理想的です。

インプラントに関連する感染症は、健康な歯や周囲の骨などにも大きな影響を及ぼしかねません。大切な歯を守るためにも、適切に対処することが重要です。

Y’s歯科では清潔に管理された施術環境で、患者様一人ひとりに適した歯科治療を行います。完全個室で対応しているため、小さいお子様からご年配の方まで、安心してお越しください。