【練馬】大人の矯正歯科の選び方・流れ・治療中のトラブル

職場や自宅から通いやすい

歯列矯正の治療は月に1回程度の通院を必要としますので、アクセスのよい歯科医を選びましょう。治療中の違和感や痛みなどに備えて、職場や自宅から通いやすい矯正歯科をおすすめします。

矯正歯科であること

歯列矯正は、一般の歯科でも治療できます。しかし、矯正治療を得意とする矯正歯科のほうが技術や経験が豊富です。

料金体系がわかりやすい

矯正治療にかかる費用は、100万円前後が相場です。歯列矯正は自由診療なので、利用する歯科医院によって料金が異なります。

基本的な料金や追加費用の有無など、料金についてしっかりと説明がある矯正歯科を選びましょう。

親身になってくれるか

矯正治療は、比較的長期の通院が必要になります。また、噛み合わせはデリケートな問題ですから、小さな不安や心配事が絶えないケースもあります。

初診時などは院内の様子やスタッフの言動をチェックして、悩みに寄り添い、丁寧にケアしてくれる矯正歯科を選んでください。

初診カウンセリング

治療内容や費用などについて相談します。費用は無料～1万円程度です。

不安や疑問があれば必ず質問して、安心して治療を受けられるように準備しましょう。

精密検査

精密検査では、下記のようなことが行われます。

矯正器具の準備

治療方針が決定したら、次は矯正器具の製作です。矯正器具には「裏側矯正」「マウスピース」の2種類があり、どちらも再度歯型を取ってから2ヵ月程度の期間をかけて作ります。

矯正治療の開始

できあがった矯正器具を、2時間程度かけて装着します。矯正器具は、2～3年程度装着しなければなりません。また、装着後は1ヵ月に1度ほどのペースで通院します。

調節費用の相場は、1回につき5,000円程度です。調節費用が矯正治療費に含まれているケースもあります。

保定期間

矯正器具を外しても、すぐに治療が終わるわけではありません。もとの位置に歯が戻らないように「リテーナー」という保定装置を装着する「保定期間」が設けられます。保定期間内は数ヵ月に1回程度通院し、約2年で治療が完了します。

矯正器具が合わない、痛みがある

ワイヤー矯正の場合、器具が口に当たり痛みをともなう場合があります。痛みは個人差がありますが、違和感がある場合には早めに歯科医に相談しましょう。

虫歯や歯周病が悪化する

矯正器具を装着している間は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病が悪化する場合があります。器具の周囲はとくに念入りに歯磨きを行い、悪化を防ぐ丁寧なケアを心がけましょう。

もとの位置に歯が戻ってしまう

歯の矯正では最も避けたい事態と言えるでしょう。「リテーナー」を一定期間装着することで予防します。装着を怠ると治療を再度やり直す必要が出てきますので、注意しましょう。