予防歯科・健康増進

むし歯や歯周病を予防し、
お口の健康の寿命を延ばしましょう

むし歯や歯周病になってしまっても、適切な治療をすることで痛みやグラつきなどの症状を改善することは可能です。
しかし、症状が進むと回復が困難になったり、回復しても寿命が短くなったりします。
そのため、健康を損なわないための予防歯科が重要になります。

予防歯科で減らせるリスク
  • 虫 歯
  • 虫 歯

むし歯の治療は症状が深まるほど痛くなります。一番よいのはむし歯にならないこと。定期的な予防歯科でむし歯になるリスクを防ぐことができます。

  • 歯周病
  • 歯周病

歯周病は一度なってしまうと治療に長期的な時間と高額な費用がかかります。歯周病のリスクは数か月に一度メンテナンスをするだけで下げることができます。

  • 認知症
  • 認知症

不幸にして歯を失うと、噛む力が低下します。歯が 20 本以上残っている人に比べて、歯が数本で入れ歯を使わない人の認知症リスクは1.9倍に、かかりつけ医院のある人に比べて、ない人の認知症リスクは 1.4 倍になります。(厚生労働科学研究)
歯を失う最大の原因は歯周病ですが、その原因となる歯周病菌は、 歯磨きだけでは取り除くことができません。 歯を 1 本でも残して認知症を予防するために、かかりつけの歯医者さんで歯のクリーニングや定期的な健診を受けましょう。

  • 医療費
  • 医療費

65歳ではケアを受けていると約20万円、受けていない場合は約35万円と年間の医療費に大きな差ができます。(歯科医師会の共同調査)
この理由として考えられるのは、歯のトラブルは全身の病気を引き起こすきっかけになるということです。例えば歯が悪く硬いものが食べられなくなると、栄養が偏りがちになり、栄養の偏りは糖尿病や骨粗しょう症などをまねく恐れがあります。
歯を健康に保つことは体全体の健康を維持することにつながるといえます。

健康増進
食 育

食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられており、単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化についての総合的な教育のことです。

「食べ方」は乳幼児期、学齢期に口の成長に伴って発達します。この時期のかみ方、飲み方、味わい方などの「食べ方」の機能発達期に本人や家庭への「食べ方」を主とした食育が必要

食 育

です。食べ物は「口」から食べるのであり、食べる器官の働きとそれに伴う味わいやくつろぎなど食べ物が口に取り込まれてから飲み込まれるまでの食べ方を知識と体験を通して育むことが必要です。食べ物と食べ方の知識と体験があって初めて、食が健全な心身の糧となり、豊かな人間性を育むことができるのです。

よくかんで食べる習慣を身に付け、それを維持するために、自分の歯で何でもかめるようにしておくことが大切です。そのためには、むし歯や歯周病の予防・治療を心がけ、お口の健康を保つ必要があります。「食育の推進の目標に関する事項」の目標の一つでもある内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の予防に関る肥満や生活習慣病も「早食い」「丸のみ」などの食べ方が大きく関与しています。小児期からの健康づくりに「食べ方」を含めた健康な食習慣づくりの推進と高齢者までの生涯にわたるライフサイクルに応じて健康診断や保健教育を介した「食べ方」の食育の推進が大切です。

態 癖
態 癖

態癖(たいへき)とは、日常生活の中で無意識に行うさまざまな習癖のこと。頬杖や寝方といった生活習慣に加え、、患者さんに自覚のない場合も多いこともその特徴です。この態癖が長時間に及ぶと、歯を移動させ、顎顔面系や全身に影響を及ぼすこともあります。
このため、この態癖を改善することにより、患者さんが原因不明のまま長年抱えていた口腔の問題を解決できる場合もあります。態癖の影響は、顔面の非対称、歯軸の傾斜、歯列の変形、歯肉退縮など顔面や口腔内に如実に現れるため、こうしたサインを見逃さないように観察し、問診時などにより細かく態癖をチェックすることが必要です。

数か月に1度だけの通院では歯は守れません。そこに+αしましょう

お口の健康を予防するには、歯科医院で行うプロケアと、ご自宅で行うセルフケアのどちらも大切です。
予防歯科が浸透し「数か月に一度、健診しましょうね」といわれることも珍しくなくなりました。
しかし、専門のスタッフが専門の道具を使い、時間をかけてうプロケアと自分たちだけで行うセルフケアではその効果の違いは言うまでもありません。
歯科検診日だけでなく残りの362日も守りたい。Y’s歯科にはその思いから生まれた自宅でも簡単にセルフケアの質を上げる方法があります。
その方法を知りたい方は「エピオス」をご覧ください。

お口の健康を予防するには、歯科医院で行うプロケアと、ご自宅で行うセルフケアのどちらも大切です。
よくあるご質問

歯について今特に困っていることはないのですが、予防は必要ですか?

予防歯科とは、歯の寿命を延ばすための診察です。現状でむし歯や歯周病に困っていないならなおさら、その健康状態を維持するための予防歯科が重要です。
むし歯や歯周病の原因菌は、ご自宅で毎日ブラッシングしていても手の届かないところへ溜まっていきます。
お口の健康状態を知るには専門的な歯科知識が必要です。正確にお口の状態を知るだけでもぜひご来院ください。

だいたいどれくらいの期間ごとに予防歯科は必要ですか?

お口の健康状態は人それぞれです。お口の健康状態は年代、性別によって様々です。予防歯科が必要になる期間は歯の状態によって異なります。
まずはカウンセリングを行い、お口の健康状態に合わせた予防歯科のスケジュールをご提案致しますので、お気軽に医院へ足をお運びください。

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