【練馬】ボトックスで歯ぎしりを改善!治療のメカニズムと治療後の生活習慣
【練馬】ボトックスで歯ぎしり・食いしばりを改善!治療のメカニズムや効果、治療後に気をつけたい生活習慣とは?
「朝起きると顎がだるい…」
「詰め物や被せ物が取れやすい」
もしかすると、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしているサインかもしれません。こちらでは、歯ぎしり・食いしばりのリスク、ボトックス治療のメカニズムや効果・持続期間、ボトックス治療後の注意点と生活習慣などをご紹介します。練馬周辺で歯科医院をお探しの方も参考にしていただければと思います。
歯ぎしり・食いしばりとは?放置するリスク

歯ぎしりや食いしばりとは、無意識のうちに上下の歯をこすり合わせたり、強い力で噛みしめたりする悪習癖のことです。自覚症状がない場合も多く、放置するとさまざまな悪影響を及ぼします。
歯ぎしり・食いしばりの種類
歯ぎしり・食いしばりは、ギリギリと上下の歯をこすり合わせる「グラインディング」、上下の歯をカチカチと鳴らす「タッピング」、上下の歯を強く噛みしめる「クレンチング」の3種類に分けられます。これらは、顎の周りにある筋肉や神経の働き、噛み合わせの異常、ストレスなどが原因で起こると考えられています。
歯や顎への影響
歯ぎしり・食いしばりは、歯や顎に大きな負担をかけます。毎日のように強い負担が歯にかかることで、歯が欠けたり、割れたりします。また、歯の根元が削れて知覚過敏を発症する、詰め物や被せ物が取れやすくなる、歯周病を悪化させる、顎関節症を引き起こすといったリスクも高まります。
全身への影響
歯や顎だけでなく、頭痛、肩こり、首こり、睡眠障害など、全身への影響も懸念されます。睡眠の質が低下することで、日中の集中力やパフォーマンスが低下する可能性もあります。
日常の中で無意識に行ってしまう歯ぎしり・食いしばりは、歯や顎など、さまざまな場所に悪影響を及ぼします。深刻な症状になる前に対処することが重要です。そんな歯ぎしり・食いしばりの改善方法として、ボトックスが注目されています。
ボトックス治療で歯ぎしり・食いしばりを改善!そのメカニズムとは?

ボトックス治療とは、一体どのようなものなのでしょうか。その仕組みについて解説します。
ボトックスとは?
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種です。筋肉の収縮を抑制する働きがあり、さまざまな治療に用いられています。美容皮膚科でのシワ取り治療で有名ですが、歯科分野でも歯ぎしり・食いしばりの治療に活用されています。
ボトックスが歯ぎしり・食いしばりに作用する仕組み
ボトックスを咬筋(エラ部分の筋肉)に注射すると、神経からの「筋肉を動かす指令」がブロックされ、過剰な収縮が抑えられます。歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合、咬筋が過剰に発達し、常に緊張状態にあります。ボトックスを注射することで筋肉の緊張が和らぎ、顎や歯への負担を軽減できます。結果として、歯ぎしり・食いしばりの力が弱まり、歯の摩耗や顎関節へのダメージを防ぐことにつながります。
ボトックス治療のメリット・デメリット
有効な改善方法として注目を集めるボトックス治療には、メリット・デメリットがあります。
メリット
主なメリットは、以下のとおりです。
- 手術を伴わない低侵襲な治療
- 治療時間が短く、通院の負担が少ない
- 比較的早く効果を実感できる
デメリット
一方、デメリットには以下が挙げられます。
- 効果は一時的で、継続的な治療が必要
- 注射部位に内出血や腫れが現れることがある
- まれに、口角が下がるなどの副作用が起こる
治療を検討する際はメリットとデメリットを理解し、歯科医師と相談しながら進めることが大切です。
ボトックス治療の効果と持続期間
ボトックス治療によって、歯ぎしり・食いしばりはどの程度軽減されるのでしょうか。また、その効果はどれくらい持続するのでしょうか。気になる効果と持続期間について解説します。
実際にボトックス治療でどのくらい改善する?
ボトックスを咬筋に注入すると、数日~1週間ほどで筋肉の緊張が和らぎ、歯ぎしりや食いしばりの力が弱まります。「朝起きたときの顎のこわばりが軽減した」「就寝中の歯ぎしりの音が小さくなった」といった声も聞かれます。また、顎関節症の症状改善や、歯の摩耗・破損の予防につながるケースもあります。
効果の持続期間と追加治療について
ボトックスの効果は永続的ではなく、個人の体質や注入量、生活習慣などによって変わります。効果の持続期間は、一般的に3~6ヶ月程度です。
定期的に追加治療を受けることで、筋肉の緊張が緩和され、長期的に症状を抑えやすくなります。歯科医師と相談しながら、適切な間隔で治療を受けることが重要です。
エラ張り改善効果(小顔効果)
歯ぎしり・食いしばりが続くと咬筋が発達し、エラが張ったような顔つきになることがあります。ボトックスで咬筋の働きを抑えることで、エラの張りが和らぎ、フェイスラインがすっきりします。
ボトックス治療の効果は一時的なため、継続的な治療が必要になる点も理解しておくことが大切です。
ボトックス治療後の注意点と生活習慣
ボトックス治療後の注意点と、効果を長く維持するために意識したい生活習慣について解説します。
治療直後の注意点
ボトックス治療後は、薬剤がしっかり定着するまで、次の点に注意しましょう。
激しい運動
治療当日は避け、安静に過ごすのが理想的です。血行が促進されると薬剤が広がり、期待する効果が得られにくくなる可能性があります。
飲酒
血流が良くなることで薬剤の効果に影響を与えるため、当日は控えましょう。
マッサージ
注入部位を強く押したり、揉んだりするのは避けてください。
入浴やサウナ
長時間の入浴やサウナは血行を促進するため、避けましょう。当日はぬるめのシャワー程度にとどめます。
食事の注意点
治療後は、顎に過度な負担をかけないようにすることが大切です。
硬い食べ物
せんべい、フランスパン、ナッツ類などは避け、なるべく柔らかいものを選びましょう。
ガム
噛み続けることで咬筋が刺激されるため、こちらも控えるのが望ましいです。
効果を長持ちさせる生活習慣
ボトックス治療の効果を長く維持するには、日々の習慣にも気を配ることがポイントになります。
ストレス管理
ストレスが強いと、無意識に歯を食いしばることが増えます。リラックスできる時間を作ったり、趣味や運動を取り入れたりして、適度にストレスを発散する方法を見つけましょう。
睡眠の質向上
睡眠不足や浅い眠りは、歯ぎしり・食いしばりを悪化させることがあります。決まった時間に寝る、寝る前にスマートフォンの使用を控える、寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を高める工夫をしましょう。
日々の習慣を少し工夫するだけで、ボトックスの効果をより長く維持できます。無理のない範囲で、できることから取り入れてみてください。
歯ぎしり・食いしばりのご相談なら練馬のY’s歯科へ
練馬のY’s歯科では、お子様からご年配の方まで安心してご利用いただけるよう、「痛くない治療」「怖くない治療」を心がけています。歯ぎしり・食いしばりなど、歯に関するご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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歯ぎしり対策・ボトックスをお考えなら練馬のY’s歯科
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