2026年6月1日より、歯科を含む一部の医療機関で直前キャンセルや無断キャンセルへの「キャンセル料」制度が国(厚生労働省)によりスタートします。
この制度は、国への「予約診療」の特別な届出をした医療機関のみが対象となっており、すぐ全国すべての歯科医院で適用されるものではありません。多くの街の歯科医院はこの届出をしていないため、当面は従来通りキャンセル料を設けないケースが多数です。
対象の医院が少ないにもかかわらず、なぜ国はわざわざこのような制度を明文化したのでしょうか。それは、「限られた医療資源(診療時間)を守るため」です。診療時間という限られた医療資源を守り、無断キャンセルへの抑止力を高めることがあります。
キャンセル料制度の導入は、単なるペナルティ強化ではありません。直前や無断キャンセルが多発すると、患者自身の治療リスクや口腔健康にも直結します。例えば、治療間隔が空いてしまうことで細菌感染や仮歯の破損リスクが増え、治療が長引いたり成功率が下がります。また、予防歯科の研究では「定期的な専門ケアの継続」が生涯歯を守る鍵とされており、予約通りの受診はとても重要です。今後もほとんどの歯科医院で即座にキャンセル料が必要になるわけではありませんが、患者一人ひとりが早めの予約変更やキャンセル連絡を意識することで、医療機関の円滑な運営と自身の健康管理の両方に寄与します。
Y’s歯科では現時点ではキャンセル料をいただくことは見送っております。
とはいえ、限られた診療時間を必要とされている患者みなさんで大切に分かち合い、質の高い治療を安定してお届けするためには、患者さんお一人おひとりのご協力がどうしても欠かせません。皆が気持ちよく、スムーズに治療を受けられる環境を守り続けていくために、Y’s歯科では以下のことをお願いしております
・ご予約の変更やキャンセルがお分かりになった際は、できるだけお早め、少なくとも予約の2日前にご連絡をお願いいたします。
・無断でのキャンセルや直前のキャンセルが度重なる場合は、他の患者様への影響を考慮し、誠に心苦しいのですが、以降の「事前のご予約」はお受けせず、「当日の空き時間でのご案内のみ(当日受付)」とさせていただきます。

歯科医師 口腔外科学博士 練馬桜台駅前Y’s歯科院長
日本口腔インプラント学会認定医
「上質なwellnessを追求し、大切な人の豊かになる力をプロデュースし続ける」を理念に掲げ、地域に根付いた歯科診療を行っている
著書に 口腔外科のスタートライン 開業医が押さえておきたい基本手技(デンタルダイヤモンド社)などがある






















